皮膚病はわんちゃんにもねこちゃんにも非常に多くみられる病気のひとつです。その原因、症状はさまざまで、その子にあった治療法を見つけることが難しいとも言われており、改善しないことへ悩む飼い主様も多くいらっしゃいます。
そういったペットたちへ『よりよい診療を提供させていただきたい』という思いと『悩みを抱える飼い主様の手助けをさせていただきたい』という思いから皮膚病に特化した獣医師による皮膚科専門外来を行っています。
ペットの皮膚トラブルでお悩みの飼い主様は是非、ご利用ください。
山口の診察日にお越しください。
診察日は獣医師出勤表でご確認ください。
診察日は毎月第2水曜日です。
完全予約制ですので、事前にご予約の上お越しください。
その子の年齢、体の状態に合ったご飯を与えることで、
栄養面から皮膚の健康を維持することができます。
皮膚を清潔に保ちながら効率よく薬剤を到達させることができます。
飲み薬による治療です。
塗り薬による治療です。
猫だけではなく犬、ウサギ、げっ歯類、鳥類、爬虫類のほかに人も感染する人獣共通感染症です。感染している動物との接触、土壌や屋内の汚染された被毛や埃等との接触に感染していきます。1歳以下の若齢猫やペルシャ系の長毛種に好発します。免疫力が低下している子も注意が必要です。
顔面、四肢及び尻尾に脱毛、フケなどがみられます。
痒みがそれほど強くなく皮膚の赤みもさほど強くない事が多いです。
右の写真の様に脱毛とフケが見られます。
猫に感染している皮膚糸状菌はほとんどがMicrosporum.canisという真菌なのですが、高確率でウッド灯と言われるライトによる検出が可能です。
右の写真がその時の写真です。蛍光色に光っているのが感染毛です。
根本から光っている毛を顕微鏡で観察するとキューティクルが失われ、太くて粗造な毛が見られると、皮膚糸状菌症と診断出来ます。
真ん中の毛が感染している毛になります。
全身療法、局所療法、環境の消毒を中心に行います。
全身療法は、抗真菌薬の投薬です。臨床症状の消失やウッド灯検査で感染毛の消失などが確認できるまで継続していきます。8〜12週間ぐらい投薬する事が多いです。
局所療法は、毛刈り、シャンプー、塗り薬です。
毛刈りやシャンプー後のドライヤーによる感染している毛による感染の拡大に注意が必要です。
環境の消毒は、ハイターを100倍に薄めて10分以上浸す様にすると効果が高いです。
掃除機は感染している子がいたところと他の場所で分けるようにした方が感染の拡大は防げます。
ゆうなぎ動物病院は大阪市港区夕凪にある動物病院です。「ゆうなぎ動物病院」では、飼い主様には親しみやすく、ペットに優しい、暖かい雰囲気の病院を心がけています。年中無休で土日祝も診療してます。ペットの診療だけでなく、ペットホテルやしつけ教室、トリミングもご提供しています。港区だけでなく、西区・大正区・此花区・住之江区(南港)の飼い主様も多数来院されています。