大阪・港区の動物病院「ゆうなぎ動物病院」|大阪市港区にある動物病院です。犬、猫、エキゾチックアニマルの診察、しつけ、トリミング、ペットホテルをお探しの方はご相談ください。

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大阪・港区の動物病院「ゆうなぎ動物病院」

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診療科 皮膚科

皮膚科

皮膚病はわんちゃんにもねこちゃんにも非常に多くみられる病気のひとつです。その原因、症状はさまざまで、その子にあった治療法を見つけることが難しいとも言われており、改善しないことへ悩む飼い主様も多くいらっしゃいます。

そういったペットたちへ『よりよい診療を提供させていただきたい』という思いと『悩みを抱える飼い主様の手助けをさせていただきたい』という思いから皮膚病に特化した獣医師による皮膚科専門外来を行っています。

ペットの皮膚トラブルでお悩みの飼い主様は是非、ご利用ください。

こんな症状でお悩みではないでしょうか

  • 痒がっている
  • 皮膚や耳が臭い
  • 毛が抜けてきた
  • 皮膚の治療を続けているが治らない
  • 皮膚が赤い、湿疹がある
  • どのシャンプーを使ったらよいかわからない
  • 皮膚がべたついている
  • 与えてよいフード、おやつがわからない
  • ふけが増えた

獣医師紹介

山口 雅士 先生

日本獣医皮膚科学会認定医
北里大学卒業
北摂ベッツセンター VetDermOsaka 皮膚科研修医

診療動物 犬、猫、ウサギ、その他エキゾチックアニマル

治療方法

(1)食事療法・体質改善
その子の年齢、体の状態に合ったご飯を与えることで、栄養面から皮膚の健康を維持することができます。
(2)シャンプー療法
皮膚を清潔に保ちながら効率よく薬剤を到達させることができます。
(3)投薬での治療
飲み薬による治療です。
(4)外用での治療
塗り薬による治療です。

症例

皮膚糸状菌症

概 要

猫だけではなく犬、ウサギ、げっ歯類、鳥類、爬虫類のほかに人も感染する人獣共通感染症です。感染している動物との接触、土壌や屋内の汚染された被毛や埃等との接触に感染していきます。1歳以下の若齢猫やペルシャ系の長毛種に好発します。免疫力が低下している子も注意が必要です。

症 状

顔面、四肢及び尻尾に脱毛、フケなどがみられます。
痒みがそれほど強くなく皮膚の赤みもさほど強くない事が多いです。
右の写真の様に脱毛とフケが見られます。

診断(検査)

猫に感染している皮膚糸状菌はほとんどがMicrosporum.canisという真菌なのですが、高確率でウッド灯と言われるライトによる検出が可能です。
右の写真がその時の写真です。蛍光色に光っているのが感染毛です。

根本から光っている毛を顕微鏡で観察するとキューティクルが失われ、太くて粗造な毛が見られると、皮膚糸状菌症と診断出来ます。 真ん中の毛が感染している毛になります。

治 療

全身療法、局所療法、環境の消毒を中心に行います。
全身療法は、抗真菌薬の投薬です。臨床症状の消失やウッド灯検査で感染毛の消失などが確認できるまで継続していきます。8〜12週間ぐらい投薬する事が多いです。
局所療法は、毛刈り、シャンプー、塗り薬です。
毛刈りやシャンプー後のドライヤーによる感染している毛による感染の拡大に注意が必要です。
環境の消毒は、ハイターを100倍に薄めて10分以上浸す様にすると効果が高いです。
掃除機は感染している子がいたところと他の場所で分けるようにした方が感染の拡大は防げます。

ブドウ球菌性膿皮症

概 要

常在菌であるブドウ球菌が内分泌疾患、低栄養、免疫抑制剤の投与、アレルギー性皮膚炎、多汗症などの要因で増えてしまうことで皮膚に痒みを伴う膿疱や丘疹を生じます。

好中球が球菌を貪食している顕微鏡写真

症 状

毛包内に菌が増えている細菌性毛包炎の場合は毛穴に丘疹や膿疱を生じます。
皮膚の表面に菌が増殖している膿痂疹や表在性膿皮症は毛穴に関係なく膿疱や円形に脱毛と痂皮を伴う表皮小環と言われる皮膚症状を示します。
また、皮膚の深いところまで菌の増殖が認められる場合は、深在性膿皮症といい穴が開いていたり、そこから膿が出てくることもあります。

診 断

皮膚の症状がある部分から菌の増殖と菌に対して好中球と呼ばれる白血球の増殖が認めれた場合に膿皮症の可能性が高いと判断します。

治 療

局所的な時は、抗菌力のある消毒液で洗浄を実施したり、抗生剤の塗り薬を使用します。また、抗菌力の高いシャンプーやアトピー性皮膚炎が背景にある場合は、アトピー性皮膚炎に適したシャンプーや保湿剤を使用し、皮膚の状態を良くしていきます。
全身性の場合は、抗生剤を飲みます。なかなか治癒しない場合は、細菌培養を実施し、効果のある抗生剤を選択していきます。

ネコのざ瘡(顎ニキビ)

概 要

年齢、品種、季節に関係なく発生します。ほとんどの子では症状は軽度の事が多く、積極的な治療が必要な症例は少ないですが、再発や慢性化したりすることがあります。
重症化する場合は、「うまくグルーミングが出来ない」「ブラッシングをしない」「皮脂の毛周期への影響」「ストレス」「ウイルス感染」「免疫力の低下」が考えられます。

症 状

顎が黒くなっているように見える事があったり、脱毛が見られたりします。
悪化してくると赤いぶつぶつが出来たり、重症例だと掻き過ぎて潰瘍ができる事もあります。

診 断

痒みや赤みを伴う場合は、細菌感染や真菌感染の可能性があるので細菌培養検査や真菌培養検査を実施する場合があります。

治 療

無症状や軽度の場合は経過観察することもありますが、気にして掻いている場合は、幹部の毛刈りを行い、シャンプーやイヤークリナーなどを用いて洗浄を行います。また、細菌感染を認めた場合は抗生剤や痒みが酷い場合はステロイドを飲んで治療する場合もあります。